シリアの化学攻撃は誰がなぜしたのか?本当に行われた証拠はある?
アメリカがシリアに向けてミサイル59発を発射したことが話題になっています。
どうやらシリアで民間人に対して化学兵器を使われたことが引き金になっているという話ですが、一体誰がなんのためにそんな攻撃を行ったのでしょうか?
今回はその辺りについて調べてみました。
シリア内戦について知りたい方はこちらをどうぞ。
シリアが化学攻撃をしたのは本当か?
シリアの北西部のイブリア県(反体制の支配地域)に対して化学攻撃が行われたというニュースに対して、シリアのアサド政権は、
「我々は化学兵器は所持していないし、使っていない」
と主張しています。
実際にまだシリア政権側が化学兵器を使った証拠となる情報は出ていません。
しかしそんな状況の中で迅速にシリアへミサイル攻撃を行ったトランプ政権の決断力の早さに世間も驚いているようです。
この判断の早さから、アメリカ側はすでにシリアが化学兵器を使ったことへの証拠は掴んでいるという見方が強そうです。
実際に被害に遭った子供たちの動画が公表されていたりもするので、何かしらの攻撃が行われたことはほぼ間違いなさそうです。
化学攻撃は誰がなぜ行ったのか?
今回攻撃に使われた化学兵器は、シリア政権のものではなく、反体制派が所持していたものだという噂もあります。
しかし、仮に反体制側が化学兵器を使ったとするのであれば、なぜそんなことをする必要があるのでしょうか?
自分たちの支配地域に化学攻撃をするなんて何もメリットがないように思います。
もし考えられるとすれば、自作自演でアメリカを刺激することによって、シリア政権を不利な状況に追い込むということですが、民間人を犠牲にしてそこまでするメリットがあるとはとても考えづらいように思います。
この辺りは、正確な情報が出ておらず、メディアも核心をついた報道ができていないようです。
化学兵器の中身はサリンガスか
シリアで使われた化学兵器の中身は「サリンガス」ではないかという噂もあります。
現在シリアに国連調査団が入って調査を進めているようですが、サハド政権は化学兵器を使われたとさえる地域への立ち入りを禁止しているそうです。
なので、詳細な情報が出てくるまでにはもう少し時間がかかりそうです。
もしサリンガスを使ったことが本当であるとすれば、それは許される行為ではありませんので、今後アメリカからのさらなる追撃が行われる可能性もあるかもしれませんね。
いずれにしても詳細な情報が出てくるのを待ちたいと思います。
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