浅田真央引退の理由は佐藤コーチとの亀裂?怪我による体重増加も致命傷か
浅田真央さんがフィギアスケート現役引退を自身のブログで発表しました。
理由は「目標を失い気力がなくなってしまった」ということですが、具体的にどういうことなのでしょうか?
今回は、その辺りについて掘り下げて調べてみたいと思います。
浅田真央が現役引退を発表
4月10日、浅田真央さんは自身のブログに「ご報告致します。」というタイトルで引退することを発表しました。
以下内容を引用致します。
突然ですが、私、浅田真央は、フィギュアスケート選手として終える決断を致しました。
今まで、長くスケートが出来たのも、たくさんの事を乗り越えてこれたのも、多くの方からの支えや応援があったからだと思います。
ソチオリンピックシーズンの世界選手権は最高の演技と結果で終える事ができました。
その時に選手生活を終えていたら、今も選手として復帰することを望んでいたかもしれません。実際に選手としてやってみなければ分からない事もたくさんありました。
復帰してからは、自分が望む演技や結果を出す事が出来ず、悩む事が多くなりました。
そして、去年の全日本選手権を終えた後、それまでの自分を支えてきた目標が消え、選手として続ける自分の気力もなくなりました。
このような決断になりましたが、私のフィギュアスケート人生に悔いはありません。
これは、自分にとって大きな決断でしたが、人生の中の1つの通過点だと思っています。
この先も新たな夢や目標を見つけて、笑顔を忘れずに、前進していきたいと思っています。
皆様、今までたくさんの応援、本当にありがとうございました。
引退の理由
ブログの内容によると、引退の理由は「目標を失い、気力がなくなった」となっています。
これまで浅田真央さんは、全日本選手権、そしてその先の平昌オリンピックに向けて猛練習を積んできました。
しかし、全日本選手権では12位という結果に終わってしまい、平昌オリンピックへの出場は絶望的になってしまいました。
なので、浅田真央さんは「平昌オリンピックに出場し、金メダルを取る」という最大の目標が目指せなくなってしまったことが引退の最大の理由と言えそうです。
佐藤コーチとの関係が引退の理由との噂も
浅田真央選手の活躍を影で支え続けてきた立役者の一人に佐藤信夫コーチの存在があります。
実はそんな佐藤コーチとの関係性が引退に拍車をかけたという噂もあったりします。
具体的にどういうことなのかというと、「フィギアに対する価値観に違いがあった」というものです。
佐藤コーチは、どちらかと言えば「負けない」というのを重視します。つまり、極力ミスなく安定的に勝ちを重ねていくという考え方です。
しかし、浅田真央さんは「勝ちにいく」ということにこだわる性格だと言われています。多少のミスは恐れずに最高得点を狙いにいくという考え方です。
真相は定かではありませんが、佐藤コーチとの考え方の違いが原因で気力が下がってしまったということも 、もしかしたらありえるのかもしれませんね。
怪我と体重増加も致命傷に
スポーツ選手は怪我に悩まされやすい職業です。
浅田真央さんも、近年ずっと怪我に悩まされてきました。
「膝蓋靭帯炎」という膝の怪我でジャンプなどに大きな支障をきたしていました。
そして、膝の靭帯に負担をかけないためにウエイトトレーニングを積んだことによって、体重も必要以上に増加してしまったと言われています。
そういった部分が結果として演技に影響してしまい、浅田真央さんも思うように滑れなくなってしまったのでしょう。
浅田真央さんは、そういった怪我の部分も含めてこれ以上続けても目標には届きそうにもないと感じたのかもしれませんね。
今後の活動
引退してから浅田真央さんはどういった活動をしていくのでしょうか?
あれだけの知名度と明るさがあるので、スポーツキャスターなんかは向いているような気がします。
いずれにしても、また何かしらの形で元気な姿を見せてほしいなと思っています。